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カラデシュブロック第2弾「霊気紛争」 |
「密輸人の回転翼機」と「反射魔道士」のスタンダード禁止改定の発表前の記事です。
そう考えると、そこかしこに筆者の悲哀を感じませんか。笑ってやってください。
そう考えると、そこかしこに筆者の悲哀を感じませんか。笑ってやってください。
あけおめ&ことよろ!
どうするお前ら?待ちに待ったマジックの新セット霊気紛争の発売間近だぜ!
僕は、お店もプレイヤーもカードの評価を決めあぐね、価格が不安定なこの時期が一番好きだ。
それでもカードの評価はプレリリース後にほぼ固定される。実際に使って強さを実感するからだろうね。
だから、何が強いのかが不透明なこの時期はチャンス!
そんな霊気紛争プレリリース前に、マジック歴20年の僕が好き勝手にトップレア考察をさせてもらおう。
今ちょうどシンデレラの馬車がかぼちゃになり始めてめっちゃ焦ってる所だけど、俺そんなの気にしないぜ。
だってマジックだぜ。(魔法だけにな)
まーまーまー。
最高にハッピーで楽しんでるのがわかっただろ?
これ、リアルでやられるとちょっとイライラするんだぜ?
でも俺そんなの気にしないぜ。だってマジックだぜ。
しかも今回俺プレリリース行けるらしいぜ?
年末正月スゲー頑張って、週末フリーチケット手に入れちゃったらしいぜ。
妻子持ちは大変だぜ。そりゃハッピーにもなるぜ。
感謝だぜ。(ほら、言っておかないと)
さてさて、そろそろ本題に入りましょうか。
カラデシュブロック第2弾「霊気紛争」のトップレア考察。
どのカードが強いのか。俺的のトップレアはこれじゃいっていう何時ものやつさ。
最初にちょっとだけ霊気紛争の感想と環境考察をしてみたい。
それじゃ、準備は良いかい?
僕の霊気紛争への評価は高い。ここ数年のMTGセット最高レベル。
霊気紛争はエキスパッションの完成度が非常に高いと僕は思っている。
なぜなら、ここまで新しいデッキ、環境への影響度が高いセットは近年稀だ。
霊気紛争内のカード同士でのコンビネーションや、既存カードの再評価の誘発などが主な理由なのだが、それだけなら他のセットでも同じことが言える。
ただ、今回の霊気紛争ではシナジーやコンビネーションの数があまりに多く、また単なる物好きやファンデッキレベルではなく、完全に構築レベルなのだ。
その主な理由としては、通常は空気になりがちな新しいキーワード能力がそもそも強かったりする。
最も構築に適し、また環境を変えるであろうキーワードは「即席」だろう。
ついで、イニストラードの「陰鬱」と似ている「紛争」。この2つのキーワード能力が普通に構築レベルなのだ。
なおかつこの2つは、その条件を活かそうとすれば自然にそれを軸にした構築につながり、結果として前セットであるゼンディカーブロックの「手掛かり」への再評価を促したり、それに付随したカードを見直すきっかけになるのだ。
ともすれば、最近少しずつ復興の兆しの見える「霊気池の脅威」系デッキや、「ターボ巨像」系のデッキではV作戦ことオフェンシングサイドボードや、そもそもメインデッキから勝ち手段を増やした亜種へと変容する様は火を見るより明らかだ。
紛争ではどうだろう。
確かに霊気紛争内でのコンビネーション(ex,航空船を強襲する者、カーリ・ゼヴなど)も非常に魅力的だ。
しかし、このキーワード能力が活きるのはブリンクにこそあるのではないだろうか。
つまりは「反射魔道士」有する青白ブリンクであろう。当然「変位エルドラージ」は再評価に繋がるのだろうが、個人的にはマナを使いながらさらにコストをかけてスペルするのはMTG的にスマートではないと思いますし少々やり過ぎなので、どちらかというと「本質の変転」の方があっているような気はします。
これだけでも、環境への影響度が高いのですが、さらにカラデシュで既にでている「エネルギー」と「機体」のカードが増えました。
エネルギーは単純にカードが増えるだけで強くなるので、カードプールが増えたことをまずは喜びましょう。そして、単純にエネルギーがらみの強いカードも追加されています。
若干ファンデッキ気味だったカラデシュのエネルギー系デッキは単純強化ですね。
そして機体です。
これは機体そのものが増えることによる影響はあまりありませんが、強いカード出てますね。
以上が、キーワード能力から見た霊気紛争の強い点でした。
それでは、いよいよ霊気紛争トップレア考察と参りましょう!!!
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霊気紛争トップレア考察。今回はマジでガチ。
最初に言っておくけど、今回ピックアップしたカード多いです。
保険をかけてるんじゃなくて、それだけ強いと思ったカードが多いってこと。
キランの真意号
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言うまでもないと思いますが、強過ぎます。
2ターン目「キランの真意号」→3ターン目「最後の望み、リリアナ」の動きが強過ぎます。
これは事前プレビューの時点で即買いを入れることを決めていました。
僕は1,800円と「密輸人の回転翼機」のように安く手に入れたわけではありませんでしたが、それでも惜しくないと思えるカードです。
ただただ、強いです。
だってタップしないんだもん。
クリーチャーいなくても良いんだもん。
結果プレインズウォーカーも守ってんだもん。なんだコイツ。
ヤヘンニの巧技
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これも言うまでもないですかね。
リリアナ出して都合マイナス4にしちゃっても良いし、巧技の中で1番強いと思います。
薙ぎ払いながら、展開ができるんだぜ?
なんならケアしたつもりの手札で透けてるクリーチャーを「精神背信」で抜いちゃったって良い。
(あれ?2マナでしたか。そりゃマイナス3のケアだからそうなりますよね。ってほんわかするところまでのパッケージです。)
いやいやいやいや、でも強いだろ。めっちゃコントロールしたいだろ。
てか、リリアナ強過ぎだろ。
てな感じ。
巧技サイクルは本当に良いですね。大好きなアプローチです。
(※1/15現在としては4マナソーサリーである点と、-3である点が有効性として限定的なため、やや評価を下げています。)
スラムの巧技
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3体はすごいと思うよ。
さらにもう1枚追加でリソース増えるわけだし。
都合1対4な訳でしょ。強いでしょ。(※後日談。強いけど1対4ではありません。誤りです)
発明品の唸り
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書いてる時点で300円前後だけどさ。
即席持ちのXとはいえティンカーでしょ。
しかも、アーティファクトが隆盛してるセットで、今回もやばいのいっぱい出てんじゃん。
1枚刺しを適当なアーティファクトタップしてフルスイングされたらやばいと思うよ。
僕はこれ今すぐ買うべきだと思うけどな。
それこそターボ巨像系デッキに刺したら良い味出すぜ?
遵法長、バラル
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普通に強いと思うよ。
2ターン目に出されたら、タフネス3だしパワー1あるしカウンター構えてエンドにクリチャー軽いコストで焼かれてたらそれだけで勝てそう。
スペルが強化されたセットという点も遵法長、バラルの評価を底上げしている。
霊気圏の収集艇
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先述の「キランの真意号」や環境を支配する「密輸人の回転翼機」への回答だね。
搭乗コスト1という点も評価できる。
コントロール寄りのミッドレンジや、ビートダウンならミラーマッチのサイドボードに居場所があるかもしれない。
艱苦の伝令
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てか、即席系は基本強いと思った方が良いよ。
4ターン目には出そうだし、場にさわれてプレイヤー縛れて飛行持ちと。
あらあら、黒コントロール強そうですねって感じじゃん。
だって、「最後の望み、リリアナ」がいて起きてる「キランの真意号」とか寝かしてちょっと早めに出てくんでしょ?
まさに艱苦を告げに来た伝令だよね。
ちなみに、艱苦の伝令の初動ってお店によってまちまちだったよね。
僕はちょっと迷ったけど、500円くらいで出てたから即4枚買いを入れたよ。やったね☆
緑地帯の暴れ者
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普通と言っても、これもめっちゃ強いと思うよ。
何が強いってさ、1度場に出てエネルギー置いて戻って来ちゃうってとこ。
生贄に捧げるじゃないんだよね。
んで、1回場に出てんだよね。
つまり紛争誘発してんだよね。
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エネルギービートダウンとかで十分検討して良いレベルだと思うよ。
とりあえず、こんなところにしておきましょうか。
他にも「機械化製法」とか手がかり並べるだけで勝てそうなんで良いと思うんですが、これについてはサヒーリ・ライのコンボが発見された今となってはどうなんですかね。
他にも「不屈の独創力」や「歩行バリスタ」「ギラプールの希望」とかも良い感じだと思います。
それでは、僕がカードを評価するときや価格が不安定な初動時の振る舞いについて少し書いておきます。
僕のカード評価に対する考え方。カラデシュ発売時の初動・値動きをプレイバック。
今のところ霊気紛争はレアだけで見ると、前セットカラデシュの「反逆の先導者、チャンドラ」初動6,000円〜8,000円みたいな派手さはない。
ただ、あれ自体ははっきり言ってフェイクだと気付くべきでしょう。
これは結果論として言っているのではなく、明らかに8,000円の価値はなかったしセオリーから言っても初動で手を出すのは間違いであっただろう。
セオリーとはプレインズウォーカーは総じて初動は高くなりがちだということ。
ただそれは、あくまでセオリーで「ヴリンの神童、ジェイス」のように初動が一番低いというケースもあります。
ここら辺は目利きの部分でもありますが、値段に左右されるよりは能力を純粋に評価するという基本を押さえておけば大丈夫だと思います。
まぁ、その能力を純粋に評価できるかというのが目利きの部分ではあるんですけどね。
ちなみに「反逆の先導者、チャンドラ」については晴れる屋の店舗で2,000円で出されているのを見て、恐らくこの辺が底値と思い4枚買いを入れました。
初動1枚の値段で4枚ゲットと思えば妥当でしょ。
僕自身、このカードはデッキの潤滑油的な機能なので2000円くらいが能力に対しての適正と思っていたので。
現在は上げて戻して3000円〜ってとこですかね。
また、コプターこと「密輸人の回転翼機」は200円?くらいで、「奔流の機械巨人」は800円くらいで予約段階でゲットしてます。
どー見ても能力に対しての価格が安かったのでね。
あー、最近の暴騰株だと「サヒーリ・ライ」さんですね。もちろん12月中旬くらいに500円くらいでゲットしてますよ。
基本的にPWは1,000円切ったら能力を評価しているなら買うべきですし、カラデシュセットがアーティファクトを軸にしたブロックなのは分かりきっていたので、僕的なセオリーとしては十分買うべき価格でした。
コンボがなかったにしても、十分上がる要素のあるカードでしたね。
それでは目利きやカード評価についてですが、これはマナレシオやコストパフォーマンスをまず見ます。誰でもそうだとは思いますがね。
コストパフォーマンスはクリーチャーならマナコストとパワータフネスとのバランス、スペルであれば既存の類似カードとの比較。
これが第1段階。
次に、カードの能力が強いかどうか。これは説明が難しい。経験値が必要かもしれない。
3番目に見るのが他のカードとの組み合わせ(コンビネーション)。これは単純にコンボとかっていうことじゃなくてシナジーも含めてってこと。
最後に、環境への影響度。
この4つを押さえておけば大丈夫だと思うけど、まぁこれってある程度やってないとわからないかもしれないね。
んじゃ、その上で発売前の価格が不安定な時の判断基準。
迷ったら買った方が良い。これ鉄則。
買った方が良いってのは高額カードのことじゃないよ。
誰だって価格が不安定な時って、なかなか確信持てないよ。
んでもそのカードが200円とかならさ、買うべきだよ。
つまりは、行動によるリスクヘッジなんだよねこれ。
200円を買わないことによるメリットって、結局使われなくて「買わなくて良かった」ってだけじゃん。
使われて高騰した時、2,000円で慌てて買うリスクよりも断然低いんだよね。
初動が2,000円とかなら考えるべきだけど、価格変動が激しい初期の振る舞いとしては迷うべき点や頭を使うところが違うと思う。
こういうマインドセットは大事にしてるな。
カード評価も大事だけど、僕はこっちの方が大事なんじゃないかなって思ってる。
「強いと思ってたんだけど買わなかったわー」は思ってなくて買ってないのと同じだからね。
逆に言えば、初動の高額カードが自己評価の価格に見合った段階では買いを入れるべきだし、大切なのは惑わされないことかな。
株や為替相場と同じで、逆行くから利益が出るんだしね。
その意味についてはそれぞれで考えてみてください。
霊気が紛争しちゃってもう大変!早く来い来いプレリリース。
とまぁ、かなり好セットというか僕好みのエキスパッションだったので、いつもより多めに語ってしまいました。
マジック愛が隠せないですね。
今回はプレリリースに参加できるので超楽しみです。
スタンダードが1番好きな僕としては、こんなにデッキ構築意欲が湧くセットは本当に嬉しいし、WotCの開発部には感謝です。
今年は勝つぜー!!!
新年早々フラグ立てに余念がない僕でした。(ぺこり
僕は今回2ボックス買ってます。年末溜まったポイントをエイッ
マジック:ザ・ギャザリング 霊気紛争 ブースター 日本語版 36パック入りBOX
マジック:ザ・ギャザリング 霊気紛争 ブースター 英語版 36パック入りBOX
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