2017年1月2日月曜日

フリーランス1年目が終わり今後の個人事業主としての展望や感想


※年末に書いていたものを元旦に追記して公開。

間も無く日付が変わります。
ちょうどSMAP×SMAPの最終回が終わり、子どもを寝かしつけちょっとしんみりしている所です。
明日になればいよいよ、今年もあと4日。
今年は本当に色々なことがありました。
今日は僕のフリーランス1年目を振り返り、今後について書いてみることにしました。


見切り発車でフリーランスのWebコンサルタントとして独立

1月末で会社を辞め、今年の2月から個人事業主となりました。
特にヴィジョンや事業計画はなく、とりあえず開業したといった感じです。
不安がない訳ではありませんでしたが、なんとかなるだろうと思っていました。
多分ここら辺はWebマーケター特有なのか(そうでない人もいると思いますが)案ずるより産むが易しというか、考えながら走った方が結果の判断がつきやすいというか、そういう思考パターンが自分の中にあるので、自分がフリーランスとしてやっていけるかどうかっていうより、なればなるだろみたいな自信というよりは開き直りに近いものがありました。
やらざるを得ない状況に自分を置いた方が選択がシンプルになるとも思いましたし。

と言いつつ、全く見込みなしで始めた訳ではありませんよ(笑)
さすがに僕だってそこまで向こう見ずではないです。共働きとは言え家族もいますし。
ひとまず、サラリーマン時代と変わらぬ経済的支柱を持てるかどうかを考え、最悪自分の出費を削ればいけるなって見込みがあったので個人事業主になることにしました。
だから決して、気軽にフリーランスになれって話ではないですからね。


新たなオモチャを手にいれる。Analytics APIやばい。スプレッドシート超便利。

とは言ったものの、最初の1ヶ月は正直「やばいどうしよう」って感じでした。
ひたすらアクセス解析レポートの雛形になるオリジナルのGoogleスプレッドシートを作っていました。
今後の数百数千時間を生み出すためにGoogle AnalyticsのAPIでレポート作成をある程度自動化できるように毎日夜中の3時くらいまで格闘してました。
スプレッドシートもAPIも未経験だったけども、制作時代の貯金と好奇心で乗り切りました。
今更だけどこれめっちゃ便利ね(笑)
知ってはいたけど、グロースハック的に施策を回すタイプの人間だったので、レポーティングに関してはあまり興味がなく、ひたすらAnalyticsの管理画面とセグメントって感じだったんですよね。
んでも、良い機会だと思い開業間もないこの時期なら時間も取れるだろうとやってみることにしました。
これが開業初月の2月。


運良く仕事を引き継ぐことになる

僕が前に勤めていた会社が解散することになり、クライアントさんを引き継ぐことになった。
どれも僕が担当していたお客さんで、退職した後もずっと気になっていたのでまたお仕事ができるのかと思うと嬉しかった。
お客さんも突然の解散でかなり不安だったようで、僕が引き継ぐことをとても喜んでくれた。
こういう事ってあるんだな。

ただ、僕としては自分が育った会社がなくなってしまうのが悲しかったし、もう帰る場所がなくなってしまったんだなって寂しい思いだった。
先輩や後輩のことも気掛かりだったしね。
だから、有難い話だったけど素直に喜べなかったよね。


順風満帆と思いきや突然の入院

4月の初旬でしたね。
妙な腹痛を感じ病院に行くと、そのうちめちゃくちゃ痛くなってのたうちまうも全くノーケアで待たされ、診断の結果1時間後に日赤に行けと言われる。
救急外来に移動後盲腸が確定しそのまま入院。
当時、受託していたWebサイトの更新も重なっていたため病室からアップするという貴重な体験をする。
リモートワークここに極まれり(笑)
んま、腹が痛い以外は良い環境でした。
僕にとっては初入院・初手術・初剃毛☆
手術明けの夜がこんなに大変とは知らなかったよ。

それでも思ったなー。
あー会社勤めだとこういう時良いよなーって。
会社員だったら、全然不安にならないし仕事もまぁなんとかなるかって感じだけど、フリーランスだと他に仕事する人いないしね(苦笑)
俺がやらなきゃ誰もやらないから、そのことに改めてハッとさせられたな。
世の中のほとんどの仕事は替えがきく仕事だけど、個人事業主の場合だと替えがきくかどうかってまた別問題だからね。
もーちょームカつく←

んでも、最初の内で良かったかもな。
健康の有り難さと、当たり前の生活に感謝することを実感できたから。


フリーランスになって得た1番のものは感謝する心

沢山の人に助けてもらいました。
沢山の人が僕を見ていてくれました。
サラリーマン時代ずーっとツッパって我武者羅に頑張ってきたのが、少し報われたような気がします。

僕は結構誤解を受けやすいので、人によっては僕のことがチャランポランに見えたり行き当たりばったりに見えたりのほほんとのんびりしてるように見えるみたいですが、僕の場合はON/OFFがハッキリしているってだけだと思いますよ。

それでも、僕をよく理解してくれる人はそんな僕を寛大に受け入れてくれるので本当に感謝してます。
僕自身、僕のようなタイプの人間は周りの人あっての存在だと思っているので。

この1年、初年度のフリーランスではとても経験できないようなことを仕事を通じて体験させていただきました。
その時感じていた感謝と、年の瀬を前にして今心にある感謝って全然重みが違うんだよね。
そんなこんなで12月に入ったあたりから涙もろくていけない(笑)
ちょっと感動話とか聞くだけでウルウルしちゃう。
ちょっと深酒すると泣き上戸。
僕もおっさんになってきましたなw


アピールって大事ね。あんま好きじゃないけどw

これはサラリーマン時代からずっとそうなんですが、いかに仕事をしているように見せないように頑張るかみたいな変な習性が僕にはあります。
なんというか、昔からそういうのが好きじゃないんです。
アピールするが。
んでも、仕事してますアピールも仕事の内ということを、改めてこの1年で勉強させてもらいまいた。
っていうより、これしないと本当に仕事してないって思われるっていうねwww
先述した通り、僕全然頑張ってませんよ?っていう偽装工作がうまくいっているときは能天気な人みたいになるので。
んまでも、能天気というかニュートラルな状態にしておくとフットワーク軽く動けるっていうメリットもあるんですけどね。
アピールするための資料を用意するくらいなら、次の施策回してる方が僕的には前進しているし、提案書に書き起こす労力は実行へ向けた方が格段にスピードに差が出るからね。


フリーランス2年目に向けて

この間色々考えていました。
仕事や家族、今後について。
色々な可能性や方向性があるし、それだけ自分に投資をしてきたつもり。

んでも、2年目は自分が今まで貯めてきたノウハウや仕事上のスキルを初めて自分のために使おうと思った。
それは、自分のビジネスに対してもそうだし、そのスキルそのものをお金にしていこうってこと。
もちろん1年目もやってはいるんだけど、そんなに積極的にはしていなかったし1年目はとりあえず走りながら考えていただけだから。
それでもサラリーマン時代よりよっぽど身入りは良かったけどね。実際。
多少鬱っぽかったり買う必要がないから同じ服着てただけだしね。

まぁとにかく自分の弱みってなんだって言ったら、自分のことより他人のことを優先してしまうことで、結果として自分のことが疎かになってしまって、もー嫌だ!!!ってなって爆発してしまうと、その事だけを見て「自分のことしか考えてない」って誤解されてしまい結果関わった全員が残念な気持ちになってしまうことなので、自分最優先で行こうと思います。
んで、言葉尻で誤解しないでね。
つまりどういうことかというと、自分のビジネスをはっきり宣言して価格を明示して仕事するってだけだから。
とりま始めたことだから見積もりベースで良いやって感じだったけど、これは僕の職務経歴上残念ながらちゃんと経験できないが故に成長できなかった部分で、当然やらなけらばいけないことなんだよね。

んま、だから業務内容と価格を出してそれからが本来ビジネスだし、勝負だからね。
んだからそれをやる2017年ってこと。


フリーランスから法人化を検討している理由

鬼、笑い過ぎてね?って感じだけど、これはまだまだ漠然としたヴィジョン。
法人化がしたいっていうよりは「こういう社会にしたい。想いを共有したい。みんなを幸せにしたい。」ってのが僕にはあって、それでも日本そのものを変えていくのって大変なんだよね。
だから自分の身近な人から幸せにしたいって思うと、家族の次にどうしたら良いかっていうと会社を作るのが手っ取り早いと思ったんだよね。
家族や自分の人生を大切にしてもらいたいって想いがあって、それは僕の人生を認めてもらいたいってのもあるし、それをお互いに支えるためには相手にもそうあってもらいたいと思うんだよね。
んで、それって会社なんじゃないのって思うんだよね。
大変だと思うよ。
でも、やらなきゃ始まらないじゃん。
大変だー大変だーって言ってるだけじゃ、大変なままじゃん。
お金なんてそこそこあれば良くない?って思うからさ。
幸福度下げてまで仕事して、結果お金になってるならまだしも、時給いくらよ?みたいな状態はとても健全とは思えないからね。
んだから、将来的には小さくてもそんな会社を作れれば良いなって思ってる。
自分だけならフリーランスで個人事業主としてやってる方が稼げるとは思うけどね。
つまりは稼ぐことが目的じゃないから。
僕にとってフリーランスとはワークの選択じゃなくライフの選択だから。


前へ。

あけましておめでとうございます。
激動の2016年を振り返り、気持ちを新たに2017年をスタートしました。

生きていれば辛いこと、苦しいこと、悔しいこと、たくさんあるね。
それでも、僕は大丈夫です。
めちゃくちゃ凹んで落ち込んで心配をかけることも多いかもしれませんが、基本的に僕は寝て起きればリセットできてますし、凹むことも含めてアガるためのステップなので。

僕が頑張れるのは、過去に頑張った自分がいるからです。
それを思えば辛いことなんてないんですよね。
自殺するんじゃないかって心配されたこともありました。
んでも僕から言わせてもらえば、もし死ぬとしたら辛かったあの日に戻って自殺するって思ってるので。
んで、そんなことはできないしそれを乗り越えてきた自分がいるんだから、心配しないでねってこと。ちったー信用しろよw
僕は助けて欲しい時は、ちゃんと助けてって言えるから。
答えが欲しい時は、端的に答えを求めるから。

なんやかんやで親になりましたが、今は子育てを通して成長させてもらってます。
両親の気持ちも少しずつ理解できるようになってきたり、いやいや、反面教師としている部分もあったり、人生って想像を超える。
想像ができないくらいの未来を描けるのは自分次第だって思ったし、そうさせてくれるのは自分だけじゃなく周りの人たちの助けがあってなんだなって、2016年は思ったな。
感謝カンゲキ雨稲穂ね。(feat,実るほど)

みんな愛してるぜ!
こんな不束な僕だけど、どうぞよろしく。
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