2016年9月17日土曜日

批判する方もされる方も本質的には変わらないんじゃないかな


余談
9月初旬に書いたものの、あえて言うほどのことでもないかなと思い、結局10日以上寝かせてから公開する。
僕自身は特に何かを批判したいとかされたいとかいう訳ではないってのと、最後に紹介するバトルが最高だってねって話です。

ネット上の小競り合いなどを見ていて常々思うことがある。
それは、批判される方もする方も本質的には変わらないんじゃないかってこと。
特にブロガー同士のやり取りとかはこれに該当するのかな。
内容や正当性は別問題としてね。
お互い反響商売でしょ。
そう考えるとどっち側のプレイヤーかの差こそあれマッチポンプのように感じることすらある。

そもそも、批判することってそんなに悪いことなのかな?

それフリースタイルダンジョンでも同じこと言えんの

なんと言うか、ラッパーがディスに対してアンサーを返すように、ネット上で発信したことに対してなんかのレスポンスがあるのって割と自然なことだと思うんだよね。
それで言うとコメントとかの外野はオーディエンス的な立ち位置だね。

んだからネガティブな盛り上がりを炎上って言ったりするけど、それの参加者ってあまり大差がないんじゃないかなって僕は思う。
それをどう捉えるかってことなんじゃないのかな。
見ようによってはフリースタイルバトルだって知らない人からすれば口喧嘩なわけだし。
相手やオーディエンスがあってはじめて成立していることなんだと思うけどね。

批判する資格ってなによ

批判することについて、本人に批判するだけの資格があるかみたいな話がよく出るけど、そもそも批判なんて自分のことを棚に上げなきゃできないことじゃないかな。
聖人君子でもあるまいし、誰にだって痛いとこや苦手なことはある。
批判とは少し違うけど、子どもに対して注意するときは自分に対しての戒めでもあるわけだから。
交通違反を取り締まってる警察官だって、前日浮気がバレて奥さん実家帰ってるかもしれないよ。
んでも切符切るよ。むしろいつもより多めに切るよ。Killよ。

だから、批判されたことに対して批判した人の別件を持ち出すのってどうかと思うわけ。
それって話が変わってるし、反論にもなってない。アンサーできてないってことなんだよね。

行き過ぎれば、釈迦に説法とかブッダに教えを説くみたいになってしまうかもしれないけど、良いじゃない。
だって釈迦やブッダを相手にしているわけではないんだから。

原作者へのリスペクト

批判する側が心がけなければいけないっていうのは、あくまで元になった原作がありきなんだから、原作者に対してのリスペクトは必要だろってこと。
人の褌で相撲をとらせてもらっているわけだから。
リスペクトや愛がなければただ相手を傷付ける悪口だからね。
唯一資格というか条件としてあげるならそこなんじゃないかな。
誹謗中傷と批判を混合してしまっては話が変わってきてしまうから。

だから自分がそれをどう処理するかってのが凄い大事なんだと思う。
僕がなるほどなって思った有名なお釈迦様のエピソード

あるとき、外教徒の若い男がお釈迦様の所にきて、さんざん、悪口を言った。
黙って聞いておられた釈尊は、彼が言い終わると、静かにたずねられた。
「おまえは、祝日に、肉親や親類の人たちを、招待し、歓待することがあるか」
「そりゃ、あるさ」
「親族がそのとき、おまえの出した食べ物を食べなかったらどうするか」
「食わなければ、残るだけさ」
「私の前で悪口雑言ののしっても、私がそれを受けとらなければ、
その悪口雑言は、だれのものになるのか」
「いや、いくら受けとらなくとも、与えた以上は与えたのだ」
「いや、そういうのは与えたとは言えない」
「それなら、どういうのを受けとったといい、どういうのを受けとらないというのか」
「ののしられたとき、ののしり返し、怒りには怒りで報い、打てば打ち返す。
闘いを挑めば闘い返す。それらは与えたものを受けとったというのだ。
しかし、その反対に、なんとも思わないものは、与えたといっても受けとったのではないのだ」
「それじゃあなたは、いくらののしられても、腹は立たないのか」
釈尊は、おごそかに、偈(うた)で答えられた。
「智恵ある者に怒りなし。よし吹く風荒くとも、心の中に波たたず。
怒りに怒りをもって報いるは、げに愚かもののしわざなり」
「私は、ばか者でありました。どうぞ、お許しください」
外道の若者は、落涙平伏し帰順したといわれます。

さすがにここまで悟りは開けないものの、怒りの感情そのものは自分の中で起きることだからコントロールできるってのは心がけないとなって思った。
受け取り方を選択できるだろうって。
てか、お釈迦様を引用するとか僕もおっさんになってきたな(苦笑)

最後に

先日のフリースタイルダンジョンで僕が良いなーと思った、TKda黒ぶちとT-PABLOWバトルを貼っておきます。

・・・
YouTube消されちゃったので、パンドラのリンク貼っときます。
http://jp.channel.pandora.tv/channel/video.ptv?ch_userid=keigoo&prgid=54136971

久々に3rdバトルまでもつれ込んでましたが、僕的には2ndバトルが好きですかね。
冷静にかわすタイプのT-PABLOWにここまで言わせたのは、TKda黒ぶちの1stバトルからのアツいディスがあってこそだったと思う。
時間があれば是非。(2ndバトルは8分ちょうどくらいから)


ps,フリースタイルダンジョンは久々にムーブメント感じるTV番組だなと思う。
プライム枠に行くような性質ではないものの、それすら覆す旋風を巻き起こすような力強さを感じる。
こういう番組があるとTVが面白い。
こういうような実験的な番組がもっと出てくると良いんだけどね。
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