2016年8月28日日曜日

不自然な高畑裕太氏の強姦致傷事件で感じた3つの疑問点


はじめにお断りをしておくと、僕は高畑裕太氏のことを擁護しようとも同情しようとも思っていないということ。
刑の確定はおろか裁判すら開けれていない段階ですが、報道されている内容が事実ならば決して許される行為ではありませんし、罪に服すべきと思います。
その上で、今回の強姦致傷事件について僕なりに疑問・不自然に思った「ホテル側の対応」「被害女性の行動」「報道」の3点についてまとめました。

疑問1:ホテル側の不適切な対応について

事件の起きたビジネスホテルについて詳しく知っているわけではないですが、一般的に「ビジネスホテル」と聞くと男性の利用客が多い印象があります。
つまり何が言いたいかというと、深夜の時間帯に仮にお客様からの要望があったとしても女性の従業員1人で客室に訪問することなどあって良いのかということです。
ちょっと疑問というか不自然です。
こういうサービス業ならマニュアル化されていてもおかしくない事項だと思うんですよね。
そもそもセルフサービスのフロント横のアメニティグッズを部屋まで届けるって、ビジネスホテルのサービスとしてはちょっとやり過ぎな印象すらあります。
もちろん、持ってきてくれればありがたいし嬉しいですけどね。
僕的なビジネスホテルの感覚だと
「恐れ入りますが、フロント横にご用意しておりますのでお取りいただけますでしょうか」
とか言われそうだけど。
マニュアルではそうなっていても、たいした用事じゃないからやってくれてるってことなんですかね。
僕自身加湿器を持ってきてもらった経験はあっても、歯ブラシはもともとあるものだしね。

マニュアルって特にサービス業だと、それ以上の要求に対してもいかに柔軟に対応できるかってすごい大切だと思うんだけど、今回のことに関しては譲っていけない部分と思います。
女性従業員が1人で客室を訪問することや、決められたサービス以上のことをすることって、その瞬間は良いんだけど、本来マニュアルって表向きのことだけじゃなくて、それによって起こりうる可能性があることの予防線として働いている部分も大きいと思うんだよね。
んだから、今報道にあるようなホテル側の対応って僕としては不適切だったんじゃないかなって思う。
もちろん、だからと言って犯罪を擁護することはないけど、そういうものに備えるのがマニュアルだったり企業側の責任とも思うんだよね。

疑問2:被害女性の不自然な行動について

これは被害女性と同年代の僕の奥さんとも話していたことなんですが、今回の高畑裕太氏の強姦致傷事件は、芸能人が犯した凶悪事件という衝撃的な事実に隠れて、被害女性の不自然な行動がひっかかります。

まず、事件発生時に何故発覚しなかったのかということ。ビジネスホテルであれば多少声を出せば周りに聞こえそうなものだと思ってしまうのです。
さらに同年代女性の奥さんの意見としては
「若い子だったらとっさのことで対応できないってことはあるかもしれないけど。私くらいの年代でそんなことあるのかな」と不自然がります。
これについては、年齢だけじゃなく人それぞれな部分もあるけどね。

加えて通報が知人男性からだった点
行動としては命からがら逃げてきて即通報というならわかります。
行為が終わって後、戻って知人男性に電話してから男性が通報するというのが少々引っかかります。
報道にある通り、強姦致傷に及んだ犯人がそんなにすぐに解放するものなんだというか。
通報後、高畑裕太氏自身は自室で寝ているという点も不可解です。
何らかの話し合いがあったのかなと思ってしまいます。

さらに、非日常的な犯罪の被害者という非常にセンセーショナルな状況ではありますが、仕事ベースで考えるのならば、最初に連絡するのは知人ではなく会社ではないのかなと思います。
もし会社の人間に連絡していれば今回のような事件にはなっていなかったかもしれません。それが良いというわけではありませんが、会社自体の責任問題にも発展するでしょうから。
ただ、私自身社会人の立場から考えると何か起きた時は、問題が大きい時ほど個人で判断せず会社なり責任者の判断を仰ぐと思います。

また、奥さんは女性の立場からこのような指摘もしています。
「やってる行動の割に、とってる対応が異なる」
つまりは、このように大事にしたいのだったら事件発生時点でもっと騒ぐんじゃないかと。
あるいは、大事にしない代わりにお金を要求するとかの方がよほど理解できるようです。
また総じて、40代の女が20代の男に無抵抗に連れ込まれちゃうのがどうも納得できないご様子。
やはり不自然で女性特有の何かを感じるようです。

疑問3:性癖についての報道

3つめの疑問は、事件そのものではなく強姦致傷事件の報道についてです。
高畑裕太氏本人が過去にバラエティ番組などで「性欲が凄い」などの発言や、特異な性癖について喋ったことを、異常なものとして報道しているのが散見されます。
ですが、20代の男性としては性欲が凄いのなんて健全な証拠なんじゃないかと思いますし、むしろ最近の草食・絶食男子が多い中で、ごく普通の男の子ってことなんじゃないですかね。
性癖については他人がとやかく言うようなことではないと思うんですよね。
人のセックスを笑うなと言うか。



事件そのもので言うならば、性癖がノーマルだろうがアブノーマルだろうが犯罪行為かどうかの方が問題なわけで、性癖にフォーカスするのは論点が違うんじゃないかと思うわけです。
芸能人だから仕方がない部分はあるのですが、どうしても面白おかしく盛り上げられてしまって悪意ある報道になっているような印象です。
書いている記者自身の性癖だって他人から見れば異常かもしれませんし、かといって犯罪者ではないはずです。
強姦致傷事件を起こした芸能人とバイアスがかかれば、どんなことだって異常に見えるんじゃないでしょうか。
このまま強姦致傷事件として裁かれるなら、裁判員裁判になるそうなので裁判員になる方には推定無罪の原則のもと、厳正に審理していただきたいと思います。

まとめ

やはり、高畑裕太氏の強姦致傷事件はどこか不自然で釈然としないものがあります。
もちろん、現時点でわかっていることは事件のほんの一部なのだとは思います。
また、上に挙げた疑問点は被害女性の関係者にしてみれば腹立たしいものもあるかもしれません。ただ、僕は報道からしか事件を知りませんし、その内容にも不可解な点が多いというのが正直な感想です。

それ以上に、高畑淳子さんが気の毒だなって感情が動いてしまうのが本当に正直なところです。
僕自身、いろいろ迷惑をかけたことはあっても、こんなことはなかったし。
でも、もし僕が過ちを犯していたら母にこんな迷惑をかけていたんだって、身がつまされる思いです。
だから、他人事に思えないんだよね。
ただあるのは、とても残念だということ。
思っていたよりもずっと若かった「高畑裕太容疑者(22)」の表記はなおさら僕にそう思わせ、今何を思っているのかなって視線の先に、若かりし日の自分を重ねる。
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