2015年8月27日木曜日

日本語でお願いします。についてWebやIT業界の僕が思う事。

日本語でないから理解できないのではなく、知らないだけでしょ。

IT企業の人。Web業界の人。ネットの人。
僕らは色々な言葉で形容される。
どれも間違っている訳ではないのだが、その度にどうも違和感を感じてしまうのだ。
ITに関してはかなり広義なので、ハードウエア方面を指す場合は良いのだが、少なくともWebやネットって業界と言えるほど遠い存在なのかい?って事。
色んな職種やお仕事があるけど、Webやインターネットって普通の異業種の関係性とは違い、どの業種であっても触れ合えるものだって思うんだよね。
単にね、カテゴライズとして使われるんなら僕も何も思わないんだけど、大体はその言葉の裏に理解し得ない対岸の人みたいな壁があったりするんだよね。まぁ、ここまで露骨じゃなくても、漠然としたイメージの中で勝手に距離を持たれてそうというかさ。

んで、どうして今日その事について書こうかって思ったかって言うと
非IT企業の人からよく聞く「日本語でお願いします」系の話に物申したいからです。

日本語でお願いします。それは、日本語です。

僕もITの人間ではあっても、スカした雰囲気Web野郎みたいのは嫌いです。
「なるほどですね」「とわ言えとわ言え」とか言ってる奴です。(引き寄せフラグ)
ただし、「日本語でお願いします」や「カタカナ使わないで」みたいのは違うと思うんですよね。
別に無理に使おうとは思わないし、僕自身できる限りに日本語でなおかつ初心者でも誰にとってもわかりやすく説明するように心掛けています。
それでも、話す上で最低限押さえておいて欲しい言葉とかはある訳です。それは、横文字なのかカタカナなのかひらがななのかは問題ではないんです。
多少専門的な話題になれば、当然専門用語が出てくる事もあるでしょうし無理に日本語化する方が余計に難しくなる事もあるんです。
ですので、申し訳ないですがこの指摘は的外れです。
少し勉強してくださいとしか言いようがありません。
知らない事は恥ずかしい事ではありません。ただし、知ろうとしない事はただの怠慢に他なりません。
冒頭で述べたように、2015年今日においてWebやインターネットに関係のない企業や職種など存在しません。
「ホームページの事はわからない」ではなく「自分の会社のホームページの事もわからない」と思った方が良いのかもしれません。
これって結構マズイと思いませんか。

Web業界の人も最初から知ってる訳じゃない

毎日のように新しい言葉が生まれます。
特にこの業界は変化が非常に激しいです。
だから、僕自身わからない事があれば調べます。非ITの人と同じです。
何回も言いますが、知らない事は恥ずかしい事じゃありません。理解しようとする心はあるのかって事なんです。
それぞれの会社がビジネスの目的や目標に向かって頑張っているのに、どうしてインターネットにつながると他人事なんだろう。
もちろん、お互いの歩み寄りは絶対に必要。
むしろ最近ではこちらの事について凄い理解を示してくれている人の方が多い。
不思議とそういう人は「日本語でお願いします」って言い方はしないんだな。
「どういう意味ですか」と率直に聞いてくる事の方が多い。
つまりどういう事か。

日本語でお願いします。という自己正当化の恥を知れ

「僕は悪くありません」
はい。別に責めていません。
業績を上げたいので開き直るのも大概にして、最低限の会話はできるようにお願いします。
ビジネスの場がWebにもあるのなら、誰の責任とかではなくやる事があなたの仕事なんです。あきらめてください。
少なくとも競合他社と肩を並べる時、同じ事が言えますか?
皆さん本気で取り組んでいる世界です。

知らなかった頃の事を忘れないで

知った言葉を使いたくなるというのが人の性。
それは小学生も大人も同じ。
それでも、会話の中ではできるだけわかりやすく無理に使わない。
最初と言っている事が矛盾しているようで、そうではないです。
一応僕らも相手が知ってそうなくらいの言葉で話すようには心掛けています。
また、相手が理解してなさそうな時は、その後に日本語でも繰り返して相手に恥をかかせないように意味を理解してもらえるようにしています。
ex,「〜先月に比べCVR、成約率が7%上がりました」みたいな感じで。

今日から特訓だ

誰なんだよ俺は。
それでも
「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」って言いますからね。
こういうことわざとか使っちゃうからウザがられるんだろうけどw
聞くのが嫌なら調べれば良いだけです。
僕らもできるだけわかりやすく説明するように頑張ります。
このエントリーをはてなブックマークに追加

0 件のコメント:

コメントを投稿

最新の記事