2014年6月4日水曜日

コンテンツSEOをリンク販売してたSEO業者が語る違和感

Googleチロルチョコ
Google Partnersの主催セミナーの時に貰ったチロルチョコ
色んな考え方があって、色んな人がいる世の中です。
んでもね、今まで率先して有料リンクを販売してきて、業界内じゃブラックSEO会社として有名なところが手のひら返したように「今はコンテンツSEOですよ」みたいな事言ってると、何言ってんだコイツ?ってなる訳です。

今時、積極的に有料リンクを買おうとするWeb担当者がいるとすれば、それはWebの事を知らな過ぎるとしか言えないのですが、それでも買う人は買います。
別に有料リンクその物が悪いという訳ではありませんが、往々にしてそういったサイトの品質は低いです。
随分柔らかい表現をしたので訂正します。それらはゴミです。
機械的に作られたワードサラダやカニ文と言われる類の、脈略のない文章をつなぎ合わせただけの無意味なウェブサイト。
こんなリンク元を販売しているところが未だにあるのが現状です。
低価格の外部リンクによるSEOサービスの時は、試しにリンク元のサンプルを提示してもらう事をオススメします。

SEO業者だけが悪いのか? 

そんな事はありませんね。
買う人がいなければ売る人もいませんから。
別に僕はSEO業者に恨みがある訳でも、酷い事をされた訳ではありません。
ただ、ホームページ制作に携わる者、またそれによってユーザーに驚きや感動を提供する者として、こういった行為は許せないというのが基本的な立場です。

僕はインターネットを通じて今の奥さんを見つけました。
流石にGoogle検索で探した訳ではありませんが、検索とは知識や情報を引き出す行為ですので、当然有益な情報は探しやすい状態に在るべきです。
検索エンジンに最適化されたサイトよりも、ユーザーにとって有益なサイトが検索順位の上位にあるべきなのです。
3年前くらいだと、これらはまだまだ理想論や非現実的な施策として捉えられていましたが、今現実に起きている事は、検索エンジンに最適化したサイトよりもユーザーに最適化したサイトを評価するというものです。
考えてみれば当たり前の事ですが、こんな事でもないと誰もコンテンツに向かい合おうとしないなんてそれはそれで悲しい話です。
それでも、今までSEOの知識なんて全然ないけど一生懸命ホームページ作ってましたっていう制作会社や面白い企画やサービスでユーザーに感動を与えていたウェブサイトにはむしろ追い風なんだよね。

コンテンツSEOを取り組むにあたって

コンテンツSEOに限らず、僕がWeb担当者やインハウスSEO担当者の基本姿勢として押さえておいてほしいと思うのは、「スパムじゃないから良い」とか「ホワイトSEOだから良い」とか「バレないから良い」みたいな、要はブラックとは言えないけどグレーだぞみたいなSEO対策とかズルをしようと思わないでくれって事。
正直、こういう発想が出てくる時点でコンテンツSEO止めた方が良いと思います。
だって、言い方こそ「コンテンツSEO」って横文字になってるけど、やる事はユーザーにとって有益なホームページを地道に作るって事だから。
派手じゃないかもしれないけど、まずそこがないと上位化出来ても長続きしないよ。
パンダアップデートがあったから?ペンギンアップデートがあったから?Googleのペナルティになるから?
そうじゃないだろ。
もっと真面目に自分のビジネスと向き合ったらどうだ。
真面目に向き合おうとしたら、業者任せとか丸投げとかありえないだろう。
コンテンツSEOの体裁をとっているものの、中身が薄っぺらい1文字○○円のクラウドソーシング(笑)とかズルするなって。
それじゃ、有料リンク買ってるのと何も変わらないって。

結局お前は何が言いたいの?

僕はホームページが大好き。
インターネットが大好き。
Googleが大好き。
インターネットを通じてもっと人を幸せにしたい。
バカなの?バカです。

不完全なSEOスパムしか思いつかなかったSEO業者はヒールにもなり得なかった

これはずっと僕が不思議に思ってる事。
有料リンクを買うにしろ、クローキングして検索エンジンを欺くにしろ、古くはHTMLソースにあれこれ細工をするなど、SEOスパムの方法は沢山あったものの、どれもスパムをしたという痕跡が残るものばかりだったのだ。
これってどういう事かって言うと、調べようと思えばその会社やウェブサイトがスパムやってるって誰にでも簡単に解っちゃう、バレちゃうって事なんだよね。
これってさコンプライアンス云々の問題もそうなんだけど、スパムとしても非常に不完全だなって思ってたんだよね。
僕はスパムをしようとは思わないけど、もしやるとしたら絶対にバレない方法を考えたりすると思うんだけど、今までのブラックやグレーなSEOってどれも幼稚なんだよね。
悪としても不完全で、どうせなら極めようよって。完全犯罪目指そうよって。
煽ってる訳じゃないんだけど、未だに「これスゲェ!」ってなったブラックSEOってないな。

SEO業者はみんなブラック?

そんなは事ない。
むしろ、外部リンク頼みだったSEO業者はサービス自体辞めちゃったりしてるし、まっとうなSEO業者も沢山いる。
そういう人達にとって見ればいい迷惑だろう。
ただ、そのまっとうそうに見えるSEO業者の中には、かつてのブラックSEO会社も複数含まれてるってのを頭のどっかに入れておいた方が良いよって事。
都合の良いロジックを組んで、言葉巧みにコンテンツSEOを語るからね。
ぶっ殺すぞって思うよ(はぁと

ホームページをもっと愛してあげて

自分の事は後回しになったり、疎かになっちゃうもの。
それでも、誰かがホームページを見ている。
真面目にコンテンツ作ってきた制作会社や、有益なサービスを提供してきたホームページは今こそ立ち上がれ。
そんだけのベースがあるなら、ちょっとした事で簡単に検索エンジンから集客出来ちゃうんだから。
それと、SEOでもっとも大切な事は「キーワード選定」だと僕は思いますよ。
ある程度、自分の想定するキーワードから集客出来ればそれはもう立派なSEOです。
トラフィックはその先にあるもの。CVはその先にあるもの。
慣れれば、それらを見通してキーワード選定出来るようになります。
一番必要なのは愛です。これマヂで。
面倒かもしれないけど、リターンもデカイよ!
頑張ろう!僕も頑張る!
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