ただ僕が普段マジックと言う時はカードゲームのマジック:ザ・ギャザリングの事。
ここ最近はGoogle先生もQDD的に「マジック」で検索するとちゃんとマジック:ザ・ギャザリングの日本公式サイトを出してくれます。
とまあ、余談が過ぎたようです。
今日の話はカードゲームではなく、どちらかと言うとメンタルマジックの話です。
マジシャンズチョイスという言葉を聞いた事があるでしょうか。
僕はマジック:ザ・ギャザリングに出会う遥か前から、本来のマジック(手品)が大好きでした。
当然マジシャンズチョイスについても知っていました。
最近で言うと、メンタリズムに近いですね。
少し前の言葉で言えば簡単なマインドコントロールです。
ただ、メンタリズムはもっと広義のため厳密に言うと異なります。
好きに選んでいると錯覚(ミスディレクション)させて、任意の物を選ばせるのがマジシャンズチョイス。
メンタリズムはそれを話術や動作によって任意の物に誘導、はたまた洞察しているといった所でしょうか。
簡単に図解化しましょう。
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メンタリズムの場合 |
こちらがメンタリズムによる誘導ですね。
一応想定としては真ん中の緑のカードを選ばせたいってとこですが
上の例は一般化し過ぎているため、少し知ってるよってタイプなら赤を選ぶでしょう。
まぁ、メンタリズムの場合は相手に合わせて想定を変えるくらいの技術や経験がないと難しいでしょうね。
結構、聞きかじった知識でリアルでやってる人がいて正直相手するのがしんどい時あります。
![]() |
マジシャンズチョイスの場合 |
こちらがマジシャンズチョイスですね。
最終的に、マジシャンが予言したカードが残るようになっています。
仮に、5が予言のカードだとした時のマジシャンズチョイスの流れを書きます。
1~6までのカードの中から4枚のカードを選んでください。
(1,3,4,5が選ばれたとします)
それでは、この1,3,4,5から2枚のカードを選んでください。
(1,3が選ばれたとします)
それでは、残った4と5のカードから1枚選んでください。
(5が選ばれたとします)
予言のカードは5です。
上の場合1箇所だけおかしい箇所がありますが、お解かりになりますでしょうか。
唯一5が選ばれなった時です。
この時は何故か「選んだカード」ではなく「残ったカード」つまりは選ばなかったカードをマジシャンによってすりかえられていますね。ミスディレクションと言ったりもします。
言われれば誰でも解る事ですが、マジシャンズチョイスを受けている人の9割はそれに気付きません。
2回以上同じ事をやってようやく気付くくらいでしょうか。
とまあ、メンタリズムとマジシャンズチョイスの違いが解っていただけましたでしょうか。
解ってしまえば大したトリックではありませんが、シンプルが故に巧みな話術で誘導されるとむしろ仕掛けらしいものがないので非常に驚いてしまいます。
シンプルだからこそ腕の見せ所があるとも言えますね。
実際にマジックで使われる時は、複数のトリックと組み合わせてパフォーマンスされるのでより派手に見える事でしょう。
PS,
Google先生はどう判断するのでしょうか。
文章的にはマジック:ザ・ギャザリングではなく、メンタリズムやマジシャンズチョイスについて語っておりますが、ミスディレクション(誤った指図)はマジック:ザ・ギャザリングに収録されているカード名でもありますし、意図的に2つの意味を持たせて文章を構成してみました。
ていうか、このブログ自体実験ブログですしね。
まぁ、この程度の重複ならちゃんと判断してくれると思います。
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