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俺は絶対トランクスしか認めないから |
今日はパンツのお話。
僕がトランクス派なのかブリーフ派なのかなんて情報はほとんどの人にとってどうでも良いだろう。
ちなみに僕は、そのどちらでも無くボクサーパンツだ。
しかし、我が家にはトランクスとブリーフやボクサーパンツといったカテゴライズ以上に重要なシステムがある。
それが、パンツカーストだ。
パンツカーストとは、簡単に言えばパンツの鮮度やデザインによって1軍パンツや2軍パンツといったように序列を付けたものだ。
具体的な指標は無く、あくまで感覚的なものなのだが
これは単身赴任のサラリーマン家庭である我が家にとって非常に重要なシステムなのだ。
当然、誰だって1軍パンツを履きたい。
ゴムもゆるゆるじゃなく、かつ締め付け過ぎない程良い具合の新品パンツ。
履いたその日は少々の揉め事だって気にならない筈だ。そうだろう?
しかし、パンツはパンツ。
何時かは、かつての栄光の日々に別れを告げる時が来る。
そう、2軍落ちだ。
この世界に途中引退出来るような奴はごく一部のエリートだけ。
その殆どが、2軍パンツを経験し酷い者は3軍パンツとして殉職していくのだ。
パンツカーストが現実世界と少し違う点と言えば
ステップアップする事がないという事だ。
残念な事に、2軍パンツとして入ったものが1軍入りするなんてミラクルはありえないのだ。
パープルのジョー。アイツに会うまでは…。
(もう、いいです)
…。
一瞬意識を失ったような気がしますがたぶん気のせいでしょう。
話をパンツに戻します。(パンツに?)パンツです。
何故このパンツカーストが単身赴任の僕にとって重要かというとですね
僕のパンツは、僕と共に旅をしているからです。
簡単に言えば、週末家族の元に帰る度にパンツが期せずしてローテーションしているんですね。
はい。ここで出てくるのがパンツカーストです。
繰り返しになりますが、誰だって1軍パンツを履きたいんです。
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当然ルーキーのローテーション入りは認めないわ |
ひとたびスカウトマンと化した嫁が、伸び盛りのルーキーをユニクロあたりで調達して即一軍配備。
いくら伸び盛りといっても、ゴムは伸びてないんだろうねとかGMあたりと談笑していたに違いない。
洗面所のプラケースはまるでファームのようで、綺麗に整頓された一軍パンツ達は心なしか誇らしげだ。
僕は迷わず手を伸ばした。
そいつは20世紀のアメリカが生んだイカしたエンターティナー。
ウォルト・ディズニーの申し子ミッキーのプリントがしてあった。
んー。話をまとめようとするとちょいちょい回想というか物語スイッチを入れてしまう。
いかんいかん。
だからね、意図した訳ではないんだけど
あるいは無意識にそうしたのかもしれないんだけど嫁曰く、1軍パンツ泥棒と言われたわけです。
うちに3軍パンツを置いていくなと。
そうです。期せずして不当なトレードをしていると主張されたのです。
僕としては良い感じに育っている新人を、主戦場で戦わせるには風呂場のプラケースに収まってちゃいけないと思う訳です。
それに、差別って良くないと思うんですよね。
2軍でも3軍でもパンツはパンツじゃないですか。
僕は喜んで履きますよ。
そう。パンツカーストなんて最初から無かったんです。
ふてくされた奥さんをなだめつつ、僕は1軍パンツに手を伸ばした。
今日はそんなパンツの話。
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なになに?聞こえな~い。 |
この写真、どうしても使いたかったんだよね。
すっげぇ腹立つんだもんwww
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