2014年3月15日土曜日
俺的SEOのポジショントーク。SEO is?
僕自身考えをまとめる為にも、自分のSEOに対するポジショントークをまとめておこうと思う。
先日、内部対策SEOについてのセミナーで講演させていただきました。
僕のような若輩者の話を、真剣に聞いていただいたのが嬉しかったです。
所詮(これはへりくだる訳ではなく)僕はサラリーマンで、会社から提示された枠の中で仕事をしております。
けれども、実績としてお話させていただいた集客法やSEOについての考え方、戦略の基本理念は、僕が自発的に行いホームページ運用の経験から体得していったものです。
お集まりいただいた担当者様の中には、テクニカルなSEOについての情報を期待された方も多かったようです。
ですので、それを期待した担当者様には若干退屈な内容だったかもしれませんね。
これについては以前の僕もそうでしたので、気持ちはよく解ります。
けれども、本当にSEOと向き合おうと思うのならその段階をぜひ越えて欲しいです。
SEOの最新テクニックを追う無意味さ。
これは、上から目線とかではなくテクニカルなSEOの話って実はもうほとんど議論がされつくされていると思うんですよね。
一部大規模なウェブサイトではまだ要件としてはあると思うのですが、僕が普段ご提案させていただく企業様は圧倒的に中小規模のウェブサイトで集客に悩みを抱えているお客様です。
逆説的ですが、大規模サイトやネームバリューのあるウェブサイトは、そこまでSEOを頑張らなくても集客できますし、当然オーソリティも高いのでサイトの構造面の再設定で結構順位アップが期待できる。
必然的に「何やったの?」ってなるとテクニカルなSEOの話になり、なおかつ有名サイトでの成功事例として語られれば「これぞ最高至高のSEO」となってしまう訳です。
実際そうだと思いますが、ウェブサイトの規模を見誤ると順位アップを指標とする時のSEOでは効果が薄いと思いますね。
ていうか、順位を指標にしないSEOってなんなんだ。
意固地に「1位でなければ無意味!」ってのはどうかと思いますがね。
けれど僕たちが考えなきゃいけない事は、テクニカルなSEOから脱却した後に出てくる概念的抽象的なSEOへの論調だ。
確かに、順位を気にし過ぎるのは担当者の胃痛にもつながるので良くないのだが
SEOで仕事を請けている側がこれを言うのはどんなもんなんだい?って思うんだ。
「SEOは検索順位1位を目指すものではありません」
うん。これについては納得するんだけど、最近の論調って他のウェブマーケティングと混同していてどうもピントがずれているように思えてならない。
一方ではSEO is Dead話。
それに対してのSEOは死なないよ、現に死んでないよ話。
両方の意見にそれぞれ納得できるよ。
なんでこんな事になってるかっていうと、つまりは小手先のSEOはとっくに死んでいて
SEO is Dead屋さんは小手先のSEOを糾弾して、死んでないよ屋さんはSEOよりはマーケティングの話をしており、お互い異なる土俵の上で対岸を批判しあっているような状況だ。
こういうのがSEOにおけるポジショントークなのだろうが、僕は別にどっちでも良いし、どちらにも正しさや正当性があると思っている。
そこで、思うわけです。
確かに小手先のSEOは殆ど息をしていなく、かつてのSEO屋さんはすでにマーケティングに舵を切った現在
SEOという言葉の定義自体が、変化しているんですよね。
ポジショントークって言うより、それぞれ違う事について話しているのでこの言い方止めたほうがいいのかなって思うようになりました。
SEOはGoogleの進化もあいまって、マーケティング・戦略的思考果ては哲学的議論にまで発展するくらい成熟しています。
共通して言える事は、単にキーワードを決めて集客するといった短絡的なものではなく、「キーワード」「ランディングページ」「想定ユーザー」「企画・内容」「他の広告・SNSとの連携」等、より複合的な戦略提案へと変わってきています。
ていうか、検索エンジンなめんじゃねぇぞって話な訳ですよ。
そんな簡単に逆引きできるアルゴリズムなら悪用され放題です。実際され放題でしたがw
今はそんな事は許しませんよっていうGoogle先生のお達しもあり是正されていますが
そもそもスパムかそうじゃないか。ブラックかホワイトかとかじゃないんですよね。
ユーザーを舐めるなよと。
キャッチコピー的に安売りされる顧客満足度なんかじゃなく、お客様を知る、ユーザーを知る事が始まりだと思うんだよね。
でまぁ、こういう話をしだすと概念的になりがちなんだけど、本当なんだぜ?
もともと何億も売り上げてるサイトの収益を、サイト改善で上げていくのって、ちょっとした施策に対してレスポンスが大きいからやりようがあると思うし、あるいは大規模ならではなの難しさもあると思うんだよね。
それでも、もともと0の状態で市場なんて無いに等しい状態からコンスタントに売り上げを稼げるようにサイトを成長させるのって結構大変なんだぜって話。
そして、今から始めるなら小手先のSEOの話にそそのかされてちゃダメだよって事が僕が言いたい事なんだよね。
そう、SEOはもっと大局的に父のような深い愛を持って語るべきなのだ。
SEO is DeadではなくSEO is Dadと言おうではないか。
ただ、いまだにSEOって言葉は訴求力は凄まじく、いかにマーケティング重視・ユーザー重視のスタンスを取っていたとしても、集客ワードとして(というよりキャッチコピーか?)として捨てられていないのが、現在のSEO業界なのではないでしょうか。
それでも俺は父として、やってやるぜ!
SEO is Dad!!!
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